宇治〜中書島周辺散歩その②:萬福寺〜中書島(2020年6月撮影)

その①の続きです。

三室戸寺周辺からまた少し歩いて、観光マップに載っていた萬福寺へ。
最初の総門の前に来た時にはそんなに大きいお寺に見えなかったんですが、いざ中に入ったら立派な伽藍でめっちゃ広かったです。

総門をくぐって先に進んだところにある三門です。
来た時には全く前知識がなかったんですが、この萬福寺は明の高僧の隠元隆琦(いんげん豆はこの隠元さんが語源らしいです)ゆかりのお寺で、全体的に中国様式になってます。ちょっと日本のお寺とは雰囲気が違いますね。

広いお寺ですのでゆっくりと周りました。

本殿の手前の天王殿に鎮座する布袋さんの像です。

開山堂です。欄干が卍型になっているのが印象的。

斎堂の前に吊られている木製の魚(魚梆)です。
これは叩いて食事や行事などの時間を知らせるものだそうで、木魚の原型らしいです。

次は、萬福寺最寄りの京阪黄檗駅から宇治線に乗って中書島駅まで。
乗り換えにはよく使いますが降りたのは初めてでした。

月桂冠や黄桜の本社もあるお酒の名所で、龍馬が常宿にしていた寺田屋もあった旧花街ということで駅はこんな感じでした。

駅から濠川沿いを少し歩きました。ここは遊覧船が運行してます。

現在の寺田屋です。それっぽい感じですが当時の建物ではないとのこと。

黄桜が運営してるカッパカントリー(レストラン&企業博物館)です。
この絵を見ただけでCMソングが頭に流れますね。

全体的に酒蔵の建物の雰囲気を生かしたお洒落な感じの街でした。

この日の晩ご飯は「鳥せい」さん本店で鳥づくしでした。
ごちそうさまでした。

ということで。。
結構長距離の徒歩は久々だったので疲れましたが、京都でのお散歩を満喫しました。

では。

ギャラリー(画像クリックで大きく表示されます)

撮影場所:
萬福寺〜中書島周辺

撮影機材:
X-H1 + XF16-55mmF2.8 R LM WR